ほっこりユーモアに癒される、クマの紳士と家族の物語

 

こんにちは。ニューライター映画部のすずきです!

今週のニュー映画は、イギリスの小さな街にやってきた1匹のクマの物語「パディントン2」です。

2014年に1作目が公開され、その続編となっています。前作を観ていなくても十分楽しめるので、ご安心ください!

 

 

原作はイギリスの児童文学「くまのパディントン(Paddington Bear)」

こういう実写映画は、せめてアニメーションにしてほしいな…という作品が多い中で、パディントンはうまく現実世界に溶け込んでいて、観やすいです。イギリス文学でクマといえば「くまのプーさん」がありますが、イギリスとクマには何か深い関わりがあるのでしょうか…?気になる所ですが、調べると長くなってしまいそうなので、早速映画の話に入ろうと思います。

 

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なんといってもこの映画、ユーモアが抜群。さすがイギリス映画!といった感じです。

ある絵本をめぐって、悪役に立ち向かうというよくあるストーリーなのですが、ホッとするギャグとユーモアに溢れる会話劇のおかげで、最後まで飽きずに観ることができます。何度も声を出して笑ってしまいました(笑)

どんなことにも真っ直ぐなパディントンが、とっても可愛くて癒されるのですが、さらにユーモアのクオリティを上げてくれる、一人の男が現れます。

 

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そうです。ダメ男役でおなじみの、ヒュー・グラント(役名:フェニックス)です。最近は自虐ネタの多い彼ですが、今作でも「元有名俳優(今は落ちぶれている)」というなんとも言えない残念な役柄を演じています!彼の悪役は新鮮でしたが、かなりのハマり役でした。

 

 

パディントン「君のことは知っているよ。有名俳優なんでしょ?」

フェニックス「そんなそんな」

パディントン「でも、今はドッグフードのCMにしか出てないって聞いたよ」

会場「(爆笑)」

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悪気なくサラッとこんなことを言ってっしまうパディントン。映画館にいた人たちも、みなさん大爆笑でした。

 

 

みんなの中にいいところをみつける、それがパディントンの生き方

 

物語中盤、パディントンは、クマであるという偏見から他人の罪を押し付けられ、懲役10年という判決を下されてしまいます。そんな最悪の状況なのに、なぜか物語は暗い方向に進んでいきません。それは、パディントンの「人との接し方」に理由があると思いました。

刑務所での生活を送る中で、彼が最初に疑問を感じたのは「どうしてこんなに食事がおいしくないの?」ということ。刑務所のシェフは怒らせると手に負えないことで有名で、他の人たちは何も言わずに食べ続けます。そこでパディントンはシェフに「メニューを変えない?」と提案。

 

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その発言に激怒してしまったシェフに、パディントンは得意料理のマーマレードサンドを食べさせます。すると、シェフの鬼のような形相が一変。レシピを教えてほしいと頼まれ、一緒にマーマレードサンドを作ることに。「俺にできることはない」と言って何も手伝わないシェフに、「マーマレードを絞るのに、ぴったりな腕だよ」と投げかけ、一緒に料理を始めます。一度は自分を侮辱した相手に対して、いいところをみつけて仲間にする。まさに人間の鑑ですね!

 

 

 

そんなパディントンの無実をはらすために、捜査を続けていたブラウン一家。大黒柱であるお父さんが放った一言が印象的でした。

 

 

 Paddington wouldn’t hesitate if any of us needed help. He looks for the good in all of us.

(パディントンは親切を惜しまない。彼は、みんなの中にあるいいところを見つけるんだ)

 

 

パディントンがみんなの家の窓拭きをしてくれたこと。

朝ごはんにどうぞってマーマレードサンドをくれたこと。

鍵をかけるのを忘れないでねって声をかけてくれたこと。

大きな助けになっていたわけではないかもしれないけれど、彼はブラウン一家とその近所の人たちみんなの心に住みついていたんですね。

 

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そういえば、あるインターン生の女の子が、みんなにいい所をみつけられる人だったのを思い出しました。人のいい部分を見つめて生きると、自分が明るいオーラに包まれるし、そうすると明るいことが舞い込んでくるようになるんですよね。2つも年下の女の子でしたが、大切なことを思い出させてくれました。

「みんなのいいところを好きになろう」なんていう教訓は、ふつうだと説教臭く感じてしまいますが、それを心に届けられるのは、このパディントンの可愛らしいキャラクター性故な気がします。

 

「パディントンを助けたい」と、みんなの心が一つになった時、彼らの未来はどうなるのか?

劇場で確かめてきてください!

 

 

 

 

カテゴリー: 映画